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自宅サーバーのススメ
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自宅サーバー、いろいろ敷居が高いですが挑戦しがいがありますよ。

サーバーとは
 「自宅にサーバーがあって何に使うの?」と思われる方もいるかもしれません。
確かにサーバーと言うと、会社にあるような「データベースサーバー」「WEBサーバー」などを思い浮かべ、「自分には無関係」 と思いがちです。
そもそもサーバーとは何か?大雑把に言うと、 「常時稼動していて、端末からの要求に応じて何らかのサービスを提供する装置」です。
自宅サーバーでできる事
 自宅にサーバーがあると、どういうメリットがあるのか?
一番有名なのが「ファイルサーバー」です。「ファイルサーバー」自体は会社でも使用されていますが、個人使用でも非常に便利です。

・動画ファイルや音楽ファイルをサーバーに保存し、他のパソコンから鑑賞する。
 このメリットは、パソコンが複数台あるときに、それぞれのパソコンで動画が見たい場合、わざわざ見たいパソコンに動画を保存しなくても、サーバー上の動画、音楽ファイルにアクセスすることで、動画、音楽鑑賞ができます。
無線LANを構築している場合、パソコンを持ち歩いて家のどこからでも動画などが鑑賞できることになります。

また、サーバーをDLNA (Digital Living Network Alliance)という規格に対応させておけば、DLNA対応のテレビからサーバー上の動画ファイルにアクセスすることが可能になります。

これだけならハードディスクレコーダーやBDレコーダーでも出来そうですが、サーバーの便利なところは「様々なファイルを保存し、アクセスできる」点です。
例えば、PCのフリーソフトをサーバー上に保存し、パソコンで必要になったフリーソフトをサーバー上からインストールする。ということも可能です。 ハードディスクレコーダーやBDレコーダーではこうは行きません。動画や音楽に特化しているからです。

また、 ハードディスクレコーダーやBDレコーダーは、製造しているメーカー毎に操作方法が異なります。壊れて買い替えるとなった場合、また新たに操作方法を覚えなくてはなりません。

その点自宅サーバーはWindows系のパソコンでもサーバーにできますので、Windowsの操作を覚えておくだけで済みます。
自宅サーバーのデメリット
それは、消費電力です。最近のパソコンは省エネですが、それでも一般的なパソコンでアイドル時、約50ワットくらい使用しています。
省電力パソコンでも約30ワット常時使用します。 サーバーは常時運用がメインですので、消費電力は気になります。
消費電力以上のメリットを見いだせれば非常に便利な装置なのですが、中々難しいところです。
NASとの違い
 ファイルアクセスだけならNAS(Network Attached Storage)でいいのではないか?
確かにファイルアクセスだけならNASで十分です。消費電力も低いです。ただ、NASでは基本的にファイルサーバーとしての機能しか持っていません。
その点サーバーは、パソコンの機能を使用出来る。という強力なメリットがあります。
要は「サーバーとして起動していても、普通にパソコンとしても使用出来る」ということです。
パソコンをよく使用する方は、常時使用するパソコンをサーバーにしておくことで兼用することができます。
「テレビや音楽もパソコンで鑑賞してしまう」という方には、他にテレビや音楽プレーヤーを使用しないので、トータルでサーバーのほうが消費電力が低くなるかもしれません。

私の場合も以前はNASを使用していたのですが、NASの容量が減ってくると新たにNAS購入ということになり、結局複数台のNASの消費電力が必要でした。その点サーバーはハードディスクを増設するだけなので、NAS本体の消費電力は増えません。
そして、私の場合はテレビも音楽もサーバーで鑑賞するので、サーバー常時起動が一番消費電力が低くて済みます。

テレビ、音楽などの家電をパソコンに集約できる方は、「サーバー」を考えてみてもいいかもしれません。
サーバーのOSって普通のWindowsでもいいの?
 特に問題ありません。ただ 普通のWindowsの場合、サーバー専門のWindowsServerほど常時稼動するように設計されていませんので長期間連続稼動していると動作が重くなったりすることがあります。ただ、最近のWindowsは10日ぐらいは十分連続運用出来ますので、あまり気にせず、重くなったと思ったら再起動してやるくらいでいいと思います。
サーバーって一般的に売られているパソコンでいいの?

 微妙なところです。品質の良いパソコンならサーバー運用も可能ですが、すべてのメーカーが品質が良いわけではないので 、市販のパソコンを使用する場合は十分検討する必要があります。

おすすめなのは、一般的な市販のパソコンを使用するのではなく、サーバーとして売られている激安サーバーを使用することです。NECやDELL、HP、富士通などが実売一万円〜数万円で販売しています。
激安なので、一般的な市販のパソコンよりスペックは劣りますが、品質はサーバーとして売られているのでそこそこです。
激安サーバー販売で有名なのがNTT-Xです。様々なメーカーの激安サーバーが取り扱われています。

NTT-Xのサーバー商品一覧

NTT-Xでは、モデル末期になると一万円以下でサーバーが販売されることがあります。
ツイッターなどでフォローしておくと買いどきを逃さずに便利です。

激安サーバーのデメリット
 基本的にスペックが低いです。メモリやハードディスク、必要な場合はCPUまで交換することになります。
ただ、ファイルサーバーとして使用するだけなら今の激安サーバーでもハードディスクを追加するくらいで問題ありません。
 基本的に、OSはインストールされていません。激安サーバーは購入しただけでは動きません。ただの箱です。
別にOSを購入してインストールしてやることによって初めてサーバーとして動きます。
 すべての設定を自分で行う必要がある。OSインストールからドライバ探し、インストールと、一般的なパソコンではやらなくて済むことをやらなければいけません。最初は、慣れていないととても面倒です。
特殊なパーツを使用していることがある。メモリなど、一般的に使用されていない規格のメモリが使用されている場合があります。その場合、割高なメモリを購入する必要がありますので、注意が必要です。
激安サーバーを購入する場合は、一般的なパソコンを購入する時以上にカタログスペックに注意してください。
まとめ
まるで苦行のようですが、乗り越えた先には快適なパソコンライフが待っています。
パソコンの仕組みも理解できますし、やる気のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


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