プラッタ |
ハードディスクの中に存在する円盤(ディスク)のことです。このプラッタにデータを記憶します。
ハードディスクにはプラッタが複数枚搭載されているものがあり、搭載されている全ての枚数を足した合計容量がハードディスクの容量としてカタログに記載されています。
例えば、1枚100ギガの容量のプラッタが2枚搭載されているハードディスクはカタログに、容量200ギガと記載されています。
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回転速度 |
プラッタが回転速度です。 ハードディスクのカタログに「5400rpm」「7200rpm」などと書かれていますが、これは1分間のプラッタの回転数を表しています。
数字が大きいほど高速に回転しますが、その代わり発熱も大きくなります。 |
容量 |
ハードディスクの記憶容量です。カタログには「100GB」、「500GB」などと表記されています。
カタログに記載されている容量はプラッタ枚数×プラッタ記憶容量となっています。 |
キャッシュ |
CPUが処理したデータを一時的に保存しておくメモリです。 |
シークタイム |
プラッタ上をヘッド(読取装置)が移動する速度です。
昔のレコードの針を思い浮かべると分かりやすいですが、レコードの針が目的の位置に移動するための時間と考えればいいと思います。
シークタイムが短いほど高速にデータ読み書きが可能になります。 |
パーティション |
ハードディスク上の区画です。
通常ハードディスクはパソコンから1つのドライブとして認識されますが、パーティションをいくつか作成することにより、1つのハードディスクを複数のハードディスクに見せかけることが可能になります。
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ウルトラATA |
ハードディスクの通信規格の一つです。データ転送速度の種類に秒間33MB転送の「UltraATA/33」、秒間66MB転送の「UltraATA/66」、秒間100MB転送の「UltraATA/100」、秒間133MB転送の「UltraATA/133」などがあります。パラレル転送という方式が用いられているのですが、パラレル転送ではこれ以上の転送速度アップが難しく、シリアルATAという方式に主流が移行しています。 |
シリアルATA |
ハードディスクの通信規格の一つです。ウルトラATAがパラレル転送だったのに対して、シリアルATAはシリアル転送になっています。Serial
ATAの規格「Ultra SATA/1500」は転送速度150MB/秒)と、ウルトラATA最高の「UltraATA/133」よりも高速になっています。
また、転送速度を300MB/秒に引き上げたSerial ATA2(Ultra SATA/3000)規格も存在します。
今後のハードディスクの転送方式の主流となります。 |
流体軸受 |
モーターの回転軸の軸受部分にオイルなどの流体物質を使用したハードディスクです。
モーターの回転軸の軸受部分にベアリング球と潤滑油を使用したものをボールベアリングといいます。
流体軸受タイプはボールベアリングタイプのハードディスクに比べ、静音性が高く、滑らかに回転するため壊れにくいといわれています。最近のハードディスクは流体軸受タイプが主流です。
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